昨年の3月1日発達障害の方の居場所としてBook Cafe Co-Neccoは、スタートいたしました。
始めるにあたって発達障害の方もそうでない方も別な障害を持っている方も皆いっしょに過ごし、お互いが理解しあえる場でもありたいと考えてきました。
そして、今、そのようにCo-Neccoの役割が出来てきているようで嬉しく思っております。
当事者の方がたくさん来ていただき土曜日などは、自然に当事者会のようになっているのは楽しいですし、新しい方が来られるとすっと輪に入れてくださいます。
発達障害ではない障害の方もたくさん来ていただきました。吃音の方と発達障害の方との交流会、吃音のことを理解するための漫画も紹介いただき、Co-Neccoで一番読まれる本の1つです。
地域の方の応援はとても嬉しいです。レンタルギャラリーでは、ここのところ毎月毎月、ご近所のお母様の小物の展示が楽しみです。レンタルギャラリーも様々に利用していただきました。今までにレンタルギャラリーに参加してくださった方たち・・6月シリアの伝統刺繍の展示販売/7月手作りキャンドル/8月コパンアート/9月琴子さん作品/10月美智子さんの刺繍/11月〜COCO to KOKOさんはじめ多くの手芸を出品してくださった方々。
お墓参りのおばあ様、中京の学生さん・先生、社会人教育の方々いろいろな方が来てくださいます。
レンタルルームも地域の手芸教室、読書会、当事者会等々、様々に利用していただきました。
第1土曜日に行う『18歳以上の発達障害のお子さんをお持ちのお母さんの会』第2土曜日に行う『発達障害の女性の方で結婚・家事。仕事等について話す会』は、回を増すごとに参加者が増えてきていて悩みを抱える方が多いのだと考えさせられます。会の中の情報で支援につながったりした方もいて毎回やってよかったと思います。
当事者会も今年も様々なことを行いました。お花見、夏のバーベキュー、ゲーム大会、クリスマス会等々楽しい会でした。
そして、最近思う事は、Co-Neccoは、障害を持つ方のための情報のハブになれるのではないかと思う事です。どうしたらわからないけど、Co-Neccoに来てみる。Co-Neccoに来ると仲間がいたり、話を聞いてくれたりするスタッフがいる。そして、いろいろ話したりしている内に、こんなところがあるよ、という情報がわかって、つながれたりする。そんな役割がCo-Neccoにはあるのではないかと思うのです。
先日、発達障害の方と俳優さんの朗読劇をやりたいのだけど、どなたか参加してくれる方を紹介してくださいという方が来られました。その場でツイッターでつぶやくとすぐに参加者が。そんな柔らかなつながりがあるところが、きっとCo-Neccoの良さではないかと思います。
そして、そんなCo-Neccoを多くの当事者の方が支えてくれています。Co-Neccoで食べることがCo-Neccoを支えることだよね、とたくさん食べてくださる方。新しいケーキが出ると必ず最初に来てくださる方。ノートを考案してくださって、今では、交流ノートとして二冊目になった・・・。Co-Neccoから若い方たちのYoung Co-Necco、派生企画としてのOver 35などいろいろな当事者会が出来ていく事も素敵です。
そして、最後に素敵なスタッフさん。
Co-Neccoのスタッフさんは、健常者の方と発達障害の方が半々で働いています。どの方もそれぞれの得意なところで頑張ってくれています。美味しいケーキを毎日焼いてくださっている方、素敵なメニュー表を作ってくださっている方、ボランティアで毎週来てくださっている方もいます。皆さん1年間本当にありがとうございました。
これからも、Co-Neccoは、交流の場所、居場所、ハブ等としてあり続けたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。
そして、最後の最後ですが、皆様への感謝をこめて、2月28日(土)から3月7日(土)まで開店1周年記念キャンペーンをします。
キャンペーン期間中にご来店の方、お一人につき50円引き
キャンペーン期間中のモーニング(9:30~11:30)に特製ローズマリーまたはバナナのミニケーキをお付けいたします。
一般社団法人 あいち発達障害サポートネットワーク