第30回大人の発達障がいピアサポート・名古屋 in Co-Necco報告

 第30回大人の発達障がいピアサポート・名古屋 in Co-Necco
日時 :2014年12月7日(日)15時から17時まで
場所 :Book Cafe Co-Necco
    定員 :15人(先着順)

『職場でクローズドで働けています。でも、苦労がたえません。どのような工夫をしたら、職場でうまくやっていけるのでしょうか』
というテーマでピアサポートの会を行いました。

ピアサポートというのは、当事者の方の悩みを当事者どうしでどうしたら良くなるのか、ということを話し合ったり、つらさを共有するものです。

いつも思うことは、2時間強、共有した時間の中で、参加者どうし、相手の人がどうしたら、より生きやすくなるのかを考える、その時間を経験すること共有することが重要なことなのではないかと思います。相手のことを考えることによって、自分自身のこともより理解できるようになるのだと思います。

話は、クローズドで働いている方は、
1)納期管理が難しいという悩みに対して
 スケジュールソフト、手帳、情報は一本化というアイデアが。

2)同時進行を求められるのだけれども。
という悩みに対しては、オープンにしなくても、同時進行は苦手だからと、最初からいっておけばという意見

3)スケジュール管理が難しいという悩みに関しては、
上司と予めスケジュールのカレンダーを共有しておけば。という意見。そのような職場は、他の人にとってもやりやすいはず。

4)何もないところから書類を作るのは不得意。
例とか型があればやりやすいし、それを上司にお願いすれば?それは、一般の人にも言えることですね。

5)予定通りの仕事ならよいけど、突然仕事が入ったらどうしたらよいかわからない。
突然入った仕事と今までやってきた仕事、どちらを優先するのかを上司に聞く。

6)上司の要求したことを違うようにとってしまって、やった後怒られる。
曖昧な場合は、上司にたずねる。そういう日は、どういうことをやったら、上司の人が求めたことと違っていたのかを整理して、ノートに書き出してみる。意外にパターン化できる。

オープンにして障害者雇用で働くことを選択している方の場合
1)クローズドでは、何度も転職してしまうと考えて、安定して働ける障害者雇用を選んだ。そのために収入は少なくても、自分が安定して働けることを選んだのだから。自分が決めればよいこと。

2)障害者枠で働くことを選んだけれども、収入が少ないことが悩み。

1つ1つは、なかなか解決できないことかもしれませんが、それぞれの意見を聞く中で、いろいろなことを考えられる貴重な時間だったと思います。

会のあとは、Co-Neccoで飲み会。こちらも大いに盛り上がりました。

文責:大人の発達障がいピアサポート・名古屋 in Co-Necco

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